月城まりあの手記

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天使の里フルチョイス ~幸彦誕生エピソード~

とってもご無沙汰しております、月城まりあです。
かれこれ10ヶ月以上、記事を書いてなかったんですね、私(^-^;
しかも、直前の記事がただの纏め記事だったって……サボりすぎました。

去年の4月に、入籍と転居をしまして、9月に挙式。そして年末年始に、京都と神戸に年越し新婚旅行に行って参りました。
今日は、その新婚旅行2日目に行った、天使の里でのことをお話しようと思います。
当日のことと、フルチョイスした子の名前の由来はmixi日記にも書いたので、今回はそれに加えてフルチョイスに至るまでの経緯と、その子の詳しいお話もしようと思います。

ただ、まだお迎え前なのでお写真はありません。無事にお迎えが出来たら、またお披露目しますね。

では、本文は続きのリンクからどうぞ。



年越し新婚旅行で行き先に京都を含めた最大の理由は、天使の里でのフルチョイスのためでした。
以前から憧れだけはあった、天使の里フルチョイス。どうせフルチョイスするなら、天使の里で特別な子を……と思っていたのです。
でも結婚前までは、京都に行く口実もなければ十数万円もお迎え費用のかかる子を養える自信も無く、また「どうしてもこの子を!」という明確なわが子のビジョンがありませんでした。ただただ、「天使の里で、いつか私の一番の子をフルチョイスでお迎えするんだ」という気持ちと、とても漠然とした「わが子」のイメージだけがありました。

そして、結婚してから……すぐにチャンスに恵まれました。

結婚式の段取りと同時に新婚旅行の手配も始めたので、「この機会を逃したら天使の里に行くチャンスは当分無い! 」と直感した私は、真っ先に候補地に京都・嵯峨野を挙げました。夫も快諾してくれて、「わが子」のイメージより先に、天使の里フルチョイスをできることが決まったのです。

その後無事に結婚式を終えて、さぁいよいよ新婚旅行の準備という初冬、「わが子」のイメージが急速にはっきりしてきました。きっかけは、夜にみた『夢』でした。

その『夢』に出てきた、とても綺麗な青年は、名を「利彦」と言いました。
真っ直ぐでピュアな心の持ち主で、私の心を強く惹き付ける人でした。でも彼は、誰よりも過酷で悲しい運命を背負っていました。彼の辿った運命はあまりに凄惨で、とても忘れ去ることなど出来ない記憶となって、私の中に残ったのです。それでも彼はひたむきに生きて、私は再びそんな青年の生き様に強く惹きつけられました。

そしてその青年の性格や姿が、「わが子」のイメージに吸収されたのです。

ごく薄い、青みを帯びた白い髪は長く
切れ長の目は優しい眼差しで、瞳は海の水面のような青
華奢な体つきはひきしまっていて、どこか優しい印象
驚くほどの白い肌と整った顔立ちは、そのままで十分美しい

いつも穏やかな微笑を湛えていて、素直
実は泣き虫で甘えん坊だけど、頑張り屋さん
芸術的なものや綺麗なもの、可愛いものを愛し
誰にでも「本当の優しさ」を向けられる、意志の強い子

みんなで賑やかに過ごすのも、ひとりでのんびりするのも好き
四季折々のパーティーも、イベントも好き
嫌うのは、雷、大きな声、相手を傷つける行い全て



最後の最後まで決まらなかったのは、名前でした。

この時点で、目を閉じればふっと「わが子」の微笑みかける姿が見えました。音楽を聴いていても、家事をしていても、書き物をしていても……いつも「わが子」は私の中に一緒にいて、あらゆることを楽しんでいました。私が『夢』の青年に思いを馳せて胸を痛めていれば、思いを汲み取り微笑みかけてくれました。

――この子には、たとえ人様から見ればドールでも、わが子として、私の傍で幸せになって欲しい。

何日も、何夜もかけて考えて……「わが子」に「幸彦(ゆきひこ)」と、名づけました。新婚旅行に行く、5日ほど前でした。

「幸」――幸せに包まれて生きるだけではなく、周囲に幸せをもたらして生きて、
そして、
「彦」――真の優しさを身につけ、才覚のある人物になって、という願いを込めて……「幸彦」。

水の様に、何にも従って流れていける
水の様に、あらゆるものを映せる
水の様に、硬くも柔らかくもなれる
水の様に、優しくも強くもなれる
水の様に、いのちを慈しみ育むひとであれ



それから、新婚旅行にいく前の晩まで、私は幸彦とたくさんの対話を重ねました。いざ新婚旅行に行って、1日目の夜も。

私と一緒に、何をしてるのが楽しかった? ――音楽。歌うのも、聴くのも。
じゃあ、何の曲が好き? ――いっぱいあるよ。もう一回、聴かせて。聴きながら言う。
わかった。じゃあどれからかけようかな? ――あ、その曲かけて。それ、好き。

今日の晩御飯、おいしそうなメニューよね。 ――良いな。僕も食べたい。
じゃあ、早速作りますか! ――頑張れ。旦那さん、帰ってきちゃうよ。
ぎく……頑張る。 ――ふれー、ふれー♪

いよいよ、明日……だね。 ――僕の、フルチョイス?
うん、そう。……提出資料、もっと煮詰めようかな? ――もう夜遅いよ? 寝なくて平気?
うーん、ちょっとだけ。少しだけ書き足して寝る。 ――じゃあ、ちょっとだけだよ。
うん。幸彦の好きな曲とか、イメージの補足だけ。 ――あ、じゃあこれ、書いておいて。



そうして迎えた、旅行2日目の、天使の里。
よく晴れて陽射しも暖かく、昨日までの雨天とはうってかわって恵まれた陽気となりました。
開館直後に訪ねたら思いの外フルチョイスカウンターは空いていて、すぐに受け付けてもらえました。
大晦日だったのもあるのかな? 私達夫婦のほかは、1組がフィッティングを試しているだけでした。
新婚旅行だったのもあって夫婦で行ったけれど、夫はついてきてくれただけで、フルチョイスしたのは私だけ。
幸彦のイメージを伝えるのにとにかく必死になりました。容姿も、性格も、纏う雰囲気も、全部、伝えられるように。

あっというまの、2時間でした。思いの外メイク指定に時間をとられて、他に巡りたかった地下ショップや美術館は行けませんでした。名残惜しく思いながら、建物を出て霞中庵の庭へ……。

その時、突然。空からはらはらと雪が降ってきました。
優しい、優しい雪でした。

静かな雪は優しく私を包み、
軽やかに笑う様に大気を舞い、
ひたひたと手や頬に触れて、
ひたひたと木々や土に触れて、
すっと溶けて、染み込んでいきました。

雪の降らない土地に生まれた私が生まれて初めて見た降雪が、とても穏やかな雪で
しかも大晦日の京都で、天使の里で幸彦が生まれた日に、私の上から降ってきたものだなんて……誰からのどんな祝福かと思いました。

その日は、午後になってもずっと、その優しい雪が降り続いていました。けれど冷え込んだと言うわけではありませんでした。ほのかに暖かな空気の中を、幼子が笑いながら駆け回るように、私の傍でずっとずっと、降っていました。まるで、幸彦のような雪……そう思えました。


幸彦とは原宿にある天使の窓で会う約束をして、今日もその日を待っています。
「早く幸彦こないかなー? 」
毎日1回は言ってしまうその呟き。夫もそろそろ苦笑い。
でも、でも……早く幸彦をこの手に抱きしめたいんですもの。「おかえり、幸彦」って。
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従来はRPGゲーマーblog、今はSuperDollfieドールオーナーblogです。球体関節やグラスアイのドール達の写真、ドール達との会話などの表現が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
About me
ボークス製球体関節人形「スーパードルフィー(Super Dollfie)」が好きな初心者ドールオーナー。他社・海外ドールも興味はあるけれどまだまだ無知で恐縮です。
我が家には春歌(MSDG サクラ)、きよし(SD13B リンク)、ちか(幼SDG ちか)、幸彦(SDGrB F-30)の4人が居ます。

他にも、オンラインゲーム「マビノギ」が大好きというゲーマーでもあります。タルラークサーバにて暮らすようにプレイ中。家事の合間に農園や楽器演奏などをしてのんびり暮らしています。