月城まりあの手記

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【非公式SS】Geburt - Birth

久しぶりに、他所で書いておいてみた二次創作物語を載せてみます。
このところ、何かまとまった文章を書く事をしていなかったから文才というものには一切自信が無いのですが……。

TW5 ケルベロスブレイドに興味を持つ切欠になったら、嬉しいなぁと思いながら載せてみます。
一緒に遊んでくれる人が増えたら良いなぁ。
PBW(Play By Web Role Playing Game)は、一般的なコンピュータRPGとは少し毛色の違うRPGだから、攻略やアクションが苦手な人でも結構はまる人ははまるんですよー?



ちなみに、この物語の中に登場する「レプリカント」は、ゲーム内に登場する人間に良く似た機械種族の事……今回はその中でも特に「アンドロイド」に近いイメージのレプリカントさんです。詳しくはゲームサイト内を見てみて下さいね。
(公式サイト→右上の「ゲーム開設」から「データベース」>「種族」)
2015年10月10日。
暦より早く来た夏も終わり、長雨を経てすっかり秋めいて来た頃。

ソレは唐突に『誕生』した。
地球のほんの些細な片隅、或る倉庫の薄明かりの中で。

よもや再びこんなことに関わる事になろうとは、それまで予感すら無かった。

・・・・・・

その夜、気まぐれに夜風を求めて宵闇の中を歩いていた。
見慣れた倉庫の入り口が不自然に開いている事に気が付いて、何とは無しに立ち寄った。
そして、一体の魅力的な人影に出逢った。
ソレは、倉庫の入り口の物陰に、崩れ落ちた様に凭れて座っていた。

硬質で機械的な人工肌。
伏せられた切れ長の目。
真一文字に結ばれた口元。
真っ直ぐ下へ伸びた銀色の髪。
……まるで清流の様だ、それがソレに対する第一印象だった。
未来の世界ではきっと、こんなアンドロイドが平和裡に汎用化されて日常風景なのかも知れない。
それを想像で創造したものだろうか、よく出来た等身大ドールだ……それがソレに対する2度目の印象だった。
この倉庫は本来、職人が手作業で作り上げるドールの保管庫だったから。

ひとしきり眺めて満足し、他に異常も見受けられず、さてと踵を返した……その途端。
突如、キュィン、と小さな駆動音を立ててソレは動き始めた。
初回起動チェック……だと思う。
辛うじてデバイスエラー無しとシステムエラー無しを示す表示を、ソレの瞳に読み取る事が出来た。
まさか本当に稼働するアンドロイドだとは思わなかった。

そして漸く事態を少しだけ把握した。
…………もしや、これが《レプリカント》か、と。
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従来はRPGゲーマーblog、今はSuperDollfieドールオーナーblogです。球体関節やグラスアイのドール達の写真、ドール達との会話などの表現が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
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ボークス製球体関節人形「スーパードルフィー(Super Dollfie)」が好きな初心者ドールオーナー。他社・海外ドールも興味はあるけれどまだまだ無知で恐縮です。
我が家には春歌(MSDG サクラ)、きよし(SD13B リンク)、ちか(幼SDG ちか)、幸彦(SDGrB F-30)の4人が居ます。

他にも、オンラインゲーム「マビノギ」が大好きというゲーマーでもあります。タルラークサーバにて暮らすようにプレイ中。家事の合間に農園や楽器演奏などをしてのんびり暮らしています。