月城まりあの手記

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ひとりぼっち惑星 と 社会的弱者の生きる地球

最近ひそかにブームになっている、シリアスなダークファンタジーの通信ゲームがあるのをご存知でしょうか?
ひとりぼっち惑星 というタイトルの、アプリゲームです。
地球上に生き残った、たったひとりの人間になってしまったプレイヤーが、他の惑星に移住した人達や移民船に乗ってまだ宇宙をさまよっている人達からの「こえ(つまり、音声データ電波。ゲーム内ではメールのように読めるような仕様)」を受信したり、自分の「こえ」を、どこに届くかわからない、あてもない宇宙へ送信する……その為には、最早ただプログラムだけで無為に破壊しあっている人工知能達の破片を集めて、送信用や受信用のアンテナを作っていく……そんな、少し切ない世界観のゲームです。


(クリックして拡大)

音楽がとても素晴らしくて私も惹かれたのですが、遊んでいくうちになんとなーく、違和感があって……ようやく今日、気づきました。
このゲームシステムは

  1. 必ずどこかの誰かのもとに送信した物が届く

  2. 受信者は送信元を特定出来ない


という仕様で、発信者が無責任な事を発信できてしまう危険な仕様なのです。
発信者が何を言おうと、そして、受信者がどんなダメージを被ろうと、発信者は何の責任も負わずに済んでしまう仕様なのです。
主張を発信する以上、自分の言葉には責任を負うべきです。
特に「あくまでもゲームの世界観の中での創作」ではなく、現実の実生活での何らかの主張をするツールにすり替えて使ってしまうのは、まして暗にブログやTwitterで拡散して欲しいなどと書いてまで主張を発信するのは、無責任でずるい方法だと言わざるを得ません。
最初の頃の私のように、純粋に退廃的で感傷的な世界観のゲームとして楽しみたいゲーマー(プレイヤー)としてはいい迷惑なのです。
しかも、拡散希望なんか書かれていたら、「非情な気がするけどその自責と闘いながら無視して却下する」か「わざわざ自分が発言の責任を負わされるリスクを受け入れて拡散する」かの、極端な二択を迫られて、たまったものではありません。
ただし、私はこの「ツールとしてすり替えて使ってしまう」人達を、責める気にはなれません。
批判する気持ちは湧かないどころか、
「そうか、ここまで追い詰められるよなぁ……そうだよねぇ……」
と、切なく共感してしまうのです。
LGBTなどの性的マイノリティの方、
場面緘黙症の方、
自閉症スペクトラム(発達障害、ADHDなど)の方、
CFS(慢性疲労症候群)の方
……など、
社会的弱者として、身の回りの人たちからさえもいつの間にか「普通」の枠から爪弾きにされ、充分な理解や支援がなされないばかりか、知ったつもりになった人からの断罪、善意の押しつけなどの犠牲となりがちな人達が、主に「傷つかなくて済む主張発信ツール」にしてしまっているところがあるからです。
私も、心身とも病気や障害を有しがちで、アスペルガー症候群の「三つ組の特性」も有していて、しょっちゅう社会的弱者の立場になります。
だから、こうした人達が日頃どれほどひとりぼっちなのか、どれほど深く、どれほど頻繁に、どれほどまでに傷つく毎日を送っているか、ものすごくよく理解出来るのです。ものすごく鮮明に想像出来るのです。
なにか言えば「世話になる立場の癖に文句を言う」と言われ、
ありがた迷惑に抗議などしようものなら「よかれと思ってやってやったのに、この恩知らず!!」と罵声を浴び、
障害や特性の為に苦痛と闘いながらも頑張っていれば「いつもすぐサボれて良いね。羨ましい!」だの「根性が無いんだ!甘ったれるな!」だの……。
正確な理解をして欲しいだけ、本当に必要な助けを求めたいだけなのに……。
TwitterやFacebook、その他SNSやブログ等の情報発信ツールは、必ず誰かに読まれる保証も無ければ、心無いこうした罵倒や的はずれな誹謗中傷から保護もしてもらえないツールです。
だから、無意識のうちにひとりぼっち惑星のゲームシステムが「発信者が傷つかなくて済む上に確実に誰かに届く優秀な情報発信ツール」に思えてしまうのでしょう。
それ程に、「ひとりぼっち惑星」で「こえ」を送った彼等は毎日、皆さんが知らないうちに、知らない場所で、たくさん、たくさん、傷ついて、追い込まれて、追い詰められているのです。
本当に、この地球上で、ひとりぼっちなのです。
それぞれで、孤立しているのです。
リアルに「ひとりぼっち惑星」なのです。
ひとりぼっち惑星で、こうした社会的弱者の方からの「こえ」を受信したゲーマー、プレイヤーの皆さんに、是非お願いします。
ひとりぼっち惑星を遊んでなくて、この記事を読んで下さった方にも、是非お願いします。
社会的弱者になりがちな
LGBTなどの性的マイノリティの方、
場面緘黙症の方、
自閉症スペクトラム(発達障害、ADHDなど)の方、
CFS(慢性疲労症候群)の方
……など、
どうか、彼等の話に耳を傾けてください。
思い込みで対応しないでください。
ご自身で調べて学ぼうとして下さるのは本当にありがたい限りなのです。
だけど、ちょっとインターネットで検索しただけで「知った」「学んだ」と思わないで下さい。
直接、彼等の「こえ」を、どうか、聞いてください。
あなたが善意で助けてくれる事を、私を含む多くの社会的弱者は、よく分かっています。
だけど、その差し伸べられた手が、必要としているものとは違うとき、ものすごく申し訳ない気持ちで、お断りしているんです。
それを、怒らないでください。
それを怒られ続けたら、最悪の場合、生きる希望さえ失い、その先には選択の余地の無い「死(自殺)」だけが待っていることさえ、あります。
どうか、社会的弱者の事を、もっと知って下さい。
私達も定型発達者、健常者の皆さんへ何とか歩み寄ろうとしています。
そちらからも、あと少し、歩み寄っては下さいませんか?
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従来はRPGゲーマーblog、今はSuperDollfieドールオーナーblogです。球体関節やグラスアイのドール達の写真、ドール達との会話などの表現が苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
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ボークス製球体関節人形「スーパードルフィー(Super Dollfie)」が好きな初心者ドールオーナー。他社・海外ドールも興味はあるけれどまだまだ無知で恐縮です。
我が家には春歌(MSDG サクラ)、きよし(SD13B リンク)、ちか(幼SDG ちか)、幸彦(SDGrB F-30)の4人が居ます。

他にも、オンラインゲーム「マビノギ」が大好きというゲーマーでもあります。タルラークサーバにて暮らすようにプレイ中。家事の合間に農園や楽器演奏などをしてのんびり暮らしています。